製品特徴
- 世界最小連続式タンクを採用、機械を止める事なく安定した研削材の投射が可能です。
- 一般のブラストタンクでは、加圧式の為、一旦機械を止めてエアー抜きの作業が必要でした。
- 弊社のタンクでは構造が3部屋に分かれており、上室にバケットバルブを使用する事でエアーの密閉が容易になり、上室のバケットバルブが左右交互に動き加圧状態を保つ為連続運転が可能。
- 研掃材吐出方法はスクリュー方式を使用する事により、粉粒体の送り出しも他社工法と違いエアー圧変動の影響を受けること無く、タッチパネルで任意設定した量を安定して供給が出来る。
用途
- 道路・鉄道コンクリート橋脚の耐震補強や床板・トンネル等の剥落防止工事
- 鉄製橋脚・構造物の塗膜撤去、サビ取りなどのリニューアル工事等
- 家屋除染における土間・コンクリート・アスファルト除染
ツーノズルハンドブラストマシン各部写真(分離装置とブラストタンク)
分離装置
吸引ホースから研掃材、ダストなどを回収、分離装置で研掃材をブラストタンクに、それ以外は、右隣のフィルターユニットを通じてダストユニットに蓄積されます。本機では、風選/重力選別を行うようになっております。
ブラストタンク
分離装置でダストを分離した研掃材を連続して再投射できる供給装置。当社独自の構造により、研掃材の噛み込みによるエアー漏れを防止し、モーターによりブラスト材を定量供給する画期的な構造になっています。タンク1つにも関わらず、ノズル2本の作業をすることができます。
フィルターユニット
カートリッジ式が2本なので、交換が簡単です。(円筒のカートリッジごと交換するのみです。)
ダストユニット
フィルターでキャッチしたダストが自動払い落としによりユニット内に蓄積されます。
コントロールパネル内部
ここでは主に、研掃材の供給量の調整などブラストタンクの制御設定をタッチパネル方式で行えます。また、ブラストタンク内の作動状況が表示され、機械の作動状況の把握が行えます。
ツーノズルハンドブラストマシン全体写真
主要データ(標準) 製造元:(株)交永
● 外形寸法
2100mm × 1500mm × 2100mm(L × W × H)
● 重量
1750kg
● モーター出力
7.5kw x 2台
● ブラストタンク
定量装置付き
● 使用空気圧力
0.3MPa〜0.9MPa(1MPa未満)
● セパレート/ストレージタンク
スチールメディア投入量500kg
● サクションホース
75A × 20m + 50A × 20m=全長40m × 2セット
● ブラストホース
25A × 20m + 25A × 20m=全長40m × 2セット
● エアーホース
40A × 15m(1本) エアブロー/ブラスト ON/OFF 2個
● ユーティリティー
電源(発電機)45KV(200V) コンプレッサー75ps(ドライエアー)以上
道路の老朽化対策に向けて主要道路会社が続々と表明
- NEXCO 3社(東・中、西日本)大規模修繕計画※今後15年の間で約3兆200億円(2014.1.22発表)
- 阪神高速 修繕計画※今後10年〜15年の間で3700億円(2014.1.24発表)
- 首都高速 改修計画※今後2020年までの間で6300億円(2013.12.25発表)